幼児向けの質の高い知育アプリを探している方に「トドさんすう」というものをご紹介します。
子どもが使う知育アプリですから、変な広告が出てくるのは避けたい…。
知育アプリは使いたいけど、月額の通信教材はいらない…。
できれば質の高いものがいい…。
そういう人には、この「トドさんすう」がお勧めです。
注意点もありますが、知育アプリとして「トドさんすう」がお勧めな理由が分かります。
内容がしっかりしている
まず、学習範囲が結構広いです。
3歳から小学2年生までを対象にしていて、数字のなぞり書きといった簡単なものから、3桁の足し算などの難しい内容も出てきます。
計算だけでなく、時計の読み方、規則性の勉強など、すこし「知的学習」的な内容も遊びながら勉強ができます。
もちろん、カレンダーの読み方や、定規の読み方なども学習できます。



それぞれの内容が、1つのゲームのようになっていて、2000個以上のゲームが収録されています。
さらに、1個のゲームに対して10個くらいの問題に分かれていて、それぞれの問題の中で5つ程度の小問が収録されています。
要は、子どもの算数勉強に必要な「とにかく繰り返しやって覚える」ということがうまくアプリ化されているのです。
また、学習を進める際も、1個の問題ごとに程よいタイミングで復讐問題が出てきます。
仕組みとしては、公文式っぽい感じはありますね。
子どものペースでどんどん先に進める
「月々で決められた教材」ではない
たくさんの有料知育アプリがありますが、その多くは「通信教育」を補完する目的で作られたものがほとんど。
ある通信教育を購読していると、その月の内容に合わせた内容を、アプリで勉強するという「カリキュラムにあわせたステップアップ」が多いですね。
反面、この「トドさんすう」は単体の有料知育アプリなので、月ごとの学習ペースが決められていません。
つまり、子どもがやる気を出せば、どんどん高学年向けの内容を勉強できます。
逆に、つまづいてしまったり、久しぶりに学習しようと思ったときは、低学年向けの内容を勉強できます。
僕は個人的に「自分のペースで勉強していけばいい」という考え方なので、すごくいいなと思います。
ゲーム感覚で先に進める
このアプリの学習は「きょうのぼうけんモード」と「フリーモード」の2つがあります。
「きょうのぼうけんモード」では、主人公のキャラクターを成長させるために、目の前に現れる算数の問題を解いていきます。
問題をクリアするごとに「コイン」のようなものが溜まっていき、一定数をこえると主人公のキャラクターがレベルアップするような感じです。
ゲーム感覚で楽しめるので、いいかな〜と思います。
「フリーモード」では、2000個以上のゲームの中から、好きなものを選んでプレイできます。
こちらは、子どもの学習具合に合わせて、大人が問題(ゲーム)をチョイスしてあげるといいのかな、と思います。
変な広告が一切出てこない
関係ない広告は出てこない
知育アプリですから、集中力を妨げるような広告表示は避けたいものです。
この「トドさんすう」のありがたい点は、この「関係ない広告」が出てこないというところです。
某有名人が開発した脳トレアプリなんかは、内容は非常にいいものの毎回広告が出てきて非常にウザいですよね。
有料課金して広告非表示にできればいいですがそれもできなかったり…
せっかくの脳トレアプリが台無しだな…と残念な気持ちになったりします。
話が横にそれましたが、この「トドさんすう」は無料版でも関係ない広告表示が出てこないので、非常にありがたいです。
「有料版はいかがですか?」は出てくる
このアプリは初回起動から3日間(72時間)は有料版と同じクオリティで学習できます。
ちなみに、72時間経過しても自動課金はされず、自動的に無料版にダウングレードされます。
有料版と無料版の違いは、プレイできるゲームの数が違うことと、学習状況を記録できるか否かというところです。
2000個以上のゲームを売りにしているので、有料版を使ったらいいと思いますが、無料版でもまあまあ楽しめます。
ただ、無料版でプレイしていると、ときどき「有料版にアップグレードしませんか?」という広告が出てきます。
これが若干ダルいです。
とはいえ、関係ないマンガとかゲームの広告が出てくるよりはマシかな?と思っています。
注意点:演出がやや過剰…?Apple Pencil非対応
このように「トドさんすう」のいい点ばかりを挙げましたが、ちょっと気になる点があります。
演出がやや過剰かな?
先ほど紹介したように、問題をクリアするごとに「コイン」のようなものがもらえます。
これが、いわゆる大人も楽しんでるゲーム(ツムツムとかパズドラとか…?)みたいに「チャリンチャリン!」とか「キラキラ!」って感じの映像と効果音が同時に発生します。
僕個人的には、この演出が過剰じゃないかな?と思います。
脳が興奮して、依存状態にならないかという点で、若干の不安はあります。
(効果音については、対策があります)
Apple Pencil非対応
我が家ではiPad AIRを使用していますが、Apple Pencilでは反応しませんでした、
ついでに鉛筆の持ち方も身につけさせたいと思いましたが、それはかなわなかったです。
さらに、子どもの場合は、タッチ圧をうまく調整できないのか、画面を指でグイグイと押してしまいました。
指が痛くならないか、少し心配ですね。
ただ、サードパーティ製のタッチペンは使えるので、それを利用するのもアリかもしれません。
ダイソーなどの100円ショップでも購入できます。
親に嬉しい便利機能
1日あたりの時間制限ができる
アプリ内の保護者専用ページに入ると、1日あたりの使用時間を制限することができます。
視力低下や疲労防止のために、親としては非常に嬉しい機能です。
音量設定ができる
先ほど「効果音が気になる」とデメリットをあげましたが、この音量設定をすることで対策ができます。
「BGM」と「効果音」のそれぞれ別に音量を設定できるので、BGMは流すけれど効果音は極力小さくする、という設定もできます。
やはり、親としては嬉しい機能です。
料金がやや高め…?に感じてしまう
月間サブスクリプション契約ではなく、1年または2年のライセンス契約(購入)になります。
だから、一度にまとまったお金が出ていくというデメリットがあります。

1年で8500円,2年で11000円
アプリとしては、なかなか高めの値段設定です。
が、2年契約だと36%OFFとかなりの割引が適用されます。
この場合、459円/月になるので、習い事としては決して高くはないとは思います。
1年契約でも708円/月なので、高くはないですがややお得間にかけますね。
先ほど紹介したように、3歳〜小学2年生の範囲の学習ができるので、2年契約もありかなと思います。
実際に子どもが定期的に利用するかの判断は「無料版」で十分だと思いますので、余計なお金はかからなくて済みます。
初回起動から24時間以内はセール価格適用
詳細な値段は忘れてしまいましたが、アプリダウンロード後の初回起動時から24時間はさらに割引が適用されます。
かなり魅力的な値段だったともいますが…。
とはいえ、子どもが実際に継続的に取り組むかはわからないので、24時間セールに惑わされて急いで購入する必要はないんじゃないかな、と思います。
有料版の無料トライアルは3日間あるけど、割引適用は24時間しかないってのが少しイヤらしいですね。
ちなみに…セールは2回やっていた
この24時間セールですが、適用期間が終わってからもう一度アプリを起動したら、セールが再開されていました。
この2回目のセールは「たまたま」なのか「意図的」なのかは分かりませんが、購入を煽ってくる感じが少し嫌らしいですね。
さいごに:お勧めだけど、アプリに丸投げはやめよう
かなりよくできたアプリだと思います。
長男はジグソーパズルや数遊びが好きなので、かなり楽しそうに取り組んでいました。
ただ、大人が付き添ってやらないと、効果は半減(むしろマイナス?)してしまうと思いますので、優秀なアプリに丸投げせずに「親も一緒に」取り組めたらいいのかな?と思っています。
もしよろしければ、試しに使ってみてはいかがでしょうか。