離乳食の食器「和える(aeru)」を1年半使ってみた

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息子6ヶ月を迎える頃、離乳食が始まりました。ということで「食器をどうするか」と夫婦で話題になるわけです。

ママは「どれがいいかな?」と張り切ったりしますが、パパは「まあ、どれでもいいんじゃない?」という温度感だと、ママの怒りを買う可能性があります。

パパも一緒に考えてみましょう。いずれ、パパ一人で子供の食事の面倒を見なきゃいけない日も来るわけですから、自分ごととして考えたほうがいいですよ

最終的には「和える(aeru)」という食器を使用しているわけですが…。

乳幼児用の食器のタイプごとの比較と「和える(aeru)」を実際に1年半使ってみての感想・使い勝手などを紹介していきます。

目次

乳児用食器のタイプ別の比較

本当にいろんなものがあるので、どれがいいのか迷います。もちろん、初めての子供の食器選びとなるとなおさら。

ベビー用品店に行けば色々と見ながら悩みますし、ネット通販だとさらにいろいろな商品があり、口コミもいろいろです。

とはいえ、大まかに分類すると…

プラスチック製のお皿
木製のお皿
シリコン製のお皿
陶器のお皿

の4つの種類に分類できるかと思います。
(金属のお皿というのもあり得ますが、我が家では選択肢に上がらなかったので割愛します)

 プラスチック製のお皿

お値段もお手頃で、割れる心配はほぼありません。だから、子供が落としたり、投げちゃったりしても、安心です。

子供は食事中に癇癪を起こして、食器ごとご飯を投げ飛ばしたりします(これは普通の出来事なのでご心配なく)。なので、こんな時に「食器が割れない」というのは、かなりアドバンテージがあります

物によっては「電子レンジOK」だったりするのですが、ここはかなり重要です。というのも、食事中に遊んでしまい、ご飯が冷めてしまい「冷めた飯なんて食えるか!」って子供が起こり出すこともしばしば。そんな時は、電子レンジで温め直すわけです。

ちなみに、離乳食を作って冷凍して…っていうことは、我が家では1度も発生しませんでした。
※ご飯を冷凍するときは、専用のタッパーを使っています。

しかし、難点が1つあります。

「軽い」ということ。つまり、食事中に子供(親も)が手を突っ掛けたりすると、お皿がひっくり返っちゃう可能性があるんですよね。もちろん、癇癪を起こした時にも、簡単に投げ飛ばされる可能性はあります。

木製のお皿

大人が使ってる木製のお椀みたいなイメージです。最近は可愛い木製のランチプレートも雑貨屋さんで見かけますね。

物によってはお値段が張りますが、プラスチック製と同様に、落としても、割れる心配はほぼありません。

ただ、「電子レンジNG」「食洗機NG」「浸け置きNG」というものが多いので、使い勝手という点では難ありです。

どうしても「おしゃれな食卓がいいわ!」というママの声が聞こえてきそうですが、残念ながら乳幼児がいる場合は食卓のおしゃれさは二の次になります。安全性と安定性が最優先です。なので「おしゃれさ」はあまり考慮に入れないほうがいいかもしれません

シリコン製のお皿

テーブルに吸盤でくっついたりするものもあります。だから、食事中にお皿をひっくり返す心配もなく、よって部屋も汚れない。最悪の場合、落としたり投げられたりしても、割れませんから、安心です。

もちろん材質上「電子レンジOK」「食洗機OK」「浸け置きOK」という場合が多いでしょうから、かなりアドバンテージがあります

陶器のお皿

ベビー用品店では、離乳食用の陶器のお皿ってあまり見かけません。もちろん「落としたら割れてしまう」というのが、心配だからかもしれません。食器が割れると片付けだけでも大変ですが、子供が怪我をしてしまう危険性もありますから、なおさらでしょう。

今まであげた3つの種類とは相反して、食器そのものに「重量」もある程度あるので、手を突っ掛けてひっくり返っちゃう心配は意外と少ないです。

もちろん、陶器ですから、他の(大人用の)食器と扱いは変わりません。

和える(aeru)の「こぼしにくい器」

どんなお皿か?

これは、妻がネットサーフィンをしている時に見つけました。最近はいろいろなところで取り上げられているので、かなり有名になっています。

ちなみに、僕と同世代の女性が経営している会社が取り扱っている食器です。

職人さんの手作りで、とてもデザインが「美しい」です。
(「おしゃれさ」は二の次、とは言いつつ、「美しいもの」には惹かれますね笑)

やはり、かなりお値段は張ります。

子供が食べやすい工夫もしてあって、とても使いやすいです。

作りがしっかりしているので、「重量」があり、手を突っ掛けてひっくり返すこともありません。

(写真出展:http://www.aeru-shop.jp/fs/aeru/c/tobeyaki-dish

砥部焼を2枚(写真の大中小3枚のお皿のうち、大中の2枚)購入。

(写真出展:http://www.aeru-shop.jp/fs/aeru/c/ootaniyaki-dish

大谷焼を1枚(写真の大中小3枚のお皿のうち、小の1枚)購入。

この3点セット。15,000円弱というかなりの大金を使いました。

見た目は、とても素敵です。

使い勝手

写真の通り、「かえし」があるため、スプーンでご飯をすくうのが非常に楽です。これは、大人が食べさせる場合もそうですし、子供が自分で食べる場合もそうです。

反面、どんぶり茶碗のように、汁物をすする時には「かえし」が若干邪魔になっています。やはり、ここは一長一短です。ただ、息子が1歳になる頃には「普通のお椀」も導入したので、味噌汁のような汁物を「和える(aeru)」で食べるようなことはなくなりました。よって、この問題は解決。

1歳くらいまでは、1番小さいサイズを使っていました。

今は2歳過ぎですが、1番大きなサイズを使っています。ご飯をここによそっていて、ちょうど、大人のお茶碗みたいな要領で使用しています。サイズ的には、おかずを乗せて食べることもできますし、カレーライスもOKです。サイズ的にも、まだまだしばらくは使えそうです

他の食器が使えなくならないか?

「かえし」があるため、スプーンでご飯をすくいやすい、というメリットがあります。では「かえし」がない食器では、食事ができなくならないのか?という疑問も湧くかもしれません。

我が家の例で言えば、それは問題ないです。

事実、保育園では普通の食器を使っていて、自分でもちゃんと食事ができているとのこと。よって、この点の心配は必要ありません。

頑丈さ

残念ながら、陶器の食器ですから、割れてしまいます。

乳食用の食器ですが、息子が食事中に「ぽいっ」と投げたため、割れてしまいました。

重さがあるので、「うちの息子じゃ投げられない」と油断していましたが、癇癪を起こしたときは子供って何をするかわかりませんので…。

ちなみに、テーブルの高さは、一般的なダイニングテーブルです。床はフローリング。この組み合わせで割れました。

ちなみに、使っているベビーチェアはイケアのものです。

ローテーブルでの食事や、ダイニングテーブルでの食事でもラグやクッションマットをひいていれば、割れることはないかもしれません。

破片はこんな感じです↓

食器のサイズは3つあるうちの真ん中。

厚手の食器なので、破片自体は大きめです。

破損したときの対応

銀継ぎ、金継ぎのサービスがあります(有料です)。

先ほどのような写真を添付して、修理見積もりの依頼をすると、修理料金と修理期間を教えてくれます。

ただ、結構なお値段(新品を買えちゃうくらい)とそこそこの期間(数週間)がかかります。しかも、銀継ぎ、金継ぎをすると「電子レンジNG」になるので、ベビー食器としては致命的です。

そんなわけで我が家では、新しい食器を買い直しました。
※新しく買った食器も、割られてしまいました。今では大小2つで運用中。

「和える(aeru)」のスタッフさん曰く、新しく買い直す人が多いとのこと。

まとめ

そんなこんなで「和える(aeru)」の食器を1年半使ってみての、個人的な口コミを書いてみました。

ものはいいです。飽きが来ないデザインなので、長く使いたいな、と思えます。陶器なので、残念ながら割れてしまうことはあり得ます。しかも、値段が張るものなので、購入には二の足をふむのも事実。ただ、我が家では1年半以上使っていますし、これからもしばらくは使っていくわけですので、今思えば「高すぎる!」ということはなかったかな、と思っています。

ウェブページでは「3点セット」を推していますが、どれか1つのサイズで試して使ってみるというやり方もありだと思います。事実、我が家では1年弱は1番大きなサイズをメインに使っているわけですから。

そんな感じで、ご参考までに。

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やべっち
平成生まれの二児の父親。 仕事とのバランスを取りながら家族と幸せに生きる父親について研究中。 子育てや20〜30代の働き方について発信してます。
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