ロボット掃除機って、いろんな種類があって、選ぶの大変ですよね。
我が家も、時短家電を導入しようということで、ロボット掃除機の購入の検討を開始しました。
でも、いったいぜんたい、どのモデルがいいのかさっぱりわかりませんでした。
インターネットでブログの記事を読み漁ったり、SNSを調べまくったり、YouTubeで検索したり…
「いったいどれがいいんだー!!?」
ってなってしまったので、レンティオっていうサービスを使って、ルンバi3+という比較的いい感じのモデルをレンタルすることにしました。

結論から言うと、子育てをしている我が家からすると「ちょっと物足りないな~」っていう印象でした。
ってことで、今回はそのことを記事にしますので、ルンバ購入の参考にしてみてくださいね。
マッピング機能はあるけれど…

ルンバには様々なモデルがありますが、この記事で紹介するルンバi3+というのは2021年2月に発売された、iRobotのなかでも比較的新しいモデルです。
廉価なお掃除ロボットが世の中にあるものの、ルンバの安定感と安心感はやはり大きいのかなって思います。
(Ankerとかでもかなりコスパのいいロボット掃除機もあるようですが、レンタルサービスで試せなかったり、レビューがよくわかんなかったりするので、検討対象から外しました)
で、このルンバi3+ってモデルは、「部屋の間取りを認識して掃除をするマッピング機能」があるんですね。
これだと、掃除が終わったら、勝手に充電ステーションまで戻って掃除終了してくれる。
素晴らしい。
安いロボット掃除機だと、「家の中で行方不明になったり」「充電が切れてそこらへんで動かなくなったり」そういうことがあるらしいです。
(本当かどうかはよくわかりませんけど)
せっかく掃除をロボットに自動で任せることにしたのに、ロボットの救出を自分でしなきゃいけないのって、なんだかイケてないな~って思いませんか?
ってことで、そんな事態を防ぐこともできるマッピング機能。
そう、なんて素晴らしい!!
そう思って買いました。
ただ、ちょっと物足りないな~っていう点があります。
というのも「マッピング機能で家の間取りを認識してくれるけど、間取りを記憶してくれるわけではない」のです。
(これよりも上位機種のルンバi7、i7+には、間取りを記憶してくれる機能があります)
つまり「ちょっとこれからダイニングだけ掃除して!」とか、「リビングは散らかってるけど、外出中にそれ以外の部屋すべてを掃除しておいてね」ってことができない。
ちょっとものたりないな~って思っちゃいました。
あと、なぜか「リビングだけ掃除して、勝手にお掃除終了して充電ステーションに戻る」ってことも時々あります。もうちょっと頑張ってほしいなって思ったり…。
ランダム清掃モデルよりは圧倒的に便利
そうはいっても、これよりも下位の機種のマッピング機能のないモデルと比較すると、便利だとは思います。
僕自身はランダム清掃パターンのモデルは使ったことないですけど、そういうモデルは、部屋中の壁や家具にぶつかりながら、ぐるぐる部屋を縦横無尽に徘徊しながら掃除をするそうです。
一人暮らしとか二人暮らしのワンルームや1LDKのコンパクトな部屋だったらそれでもありかな~って思います。
でも、小さい子供が2人いて、家具もいろいろとあって間取りもそこそこ広めの家ってなると、ちょっと難しいのかなって思ったりします。
(これはあくまでも「ルンバi3+を使ったうえで、想像した感じ」ですので、その点はご了承ください)
とにかく、「掃除中に充電切れになって息絶えてる…」とか「家の中で行方不明」っていうような、残念な状況は発生しなかったので、その点はすごくいい機能なのかと思ってます。
ピンポイントで掃除してもらいたいならイマイチ

先ほども書きましたけど、ピンポイントで場所を指定して掃除ができないんですよね。
だから、子供がいると汚れがちなダイニング、洗面所、玄関回り、そういった場所だけを今から掃除して!っていうのはできない。
ちょっとイマイチでした。
ただ、ルンバの充電ステーションを設置する場所(つまり、家の中のどこに置くか)を工夫して、バリケードを設置すれば、何とかなるかなって感じです。
僕の場合の具体例ですけど、ルンバi3+はダイニングエリアの隅に設置しました。
それで、ダイニングだけ掃除してもらいたいなってときは、ダイニングとリビングの間に物を置いてバリケード。物理的にルンバがダイニングから出られないようにしてから、ルンバを起動。
それで食後の食べかすで散らかったダイニングの掃除をしてもらいました。
「なんだかな~」って感じですよね。
ちなみに、純正オプションで「バーチャルウォール」っていう、赤外線ビーム発射?して。あるエリアに仮想的な見えない壁を作って、ルンバがそこを横断しないようにするアイテムがあります。
8000円くらいで買えるようなので、それと組み合わせてもありかなって思いました。
でも、それを複数買ったらi7+のほうがよくない?ってなっちゃうのが悩みどころ。
使う条件によってはルンバi3+でもアリ

こんなわけで、ルンバi3+をボロクソに書きましたが、人によっては十分に気持ちよく使えるんじゃないかなって思います。
僕は「子育てしてて、そこそこ複雑な間取りで、ピンポイントで掃除してほしいことが多々ある」っていうニーズがあったので、ちょっと物足りなさを感じました。
逆を言えば、このニーズがない人、つまり「小さな子供がいなくて基本的には物が床に散らかってないし、いっぺんに家中を掃除しておいてくれればいい」という人には十分いいアイテムだと思います。
(もちろん、入ってほしくない部屋はドアを閉めておけばいいだけです)
ということで、ルンバi3+はいいロボット掃除機だけど、使う人を選ぶかもっていう印象。
購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自動ごみ捨て機能は最高に素晴らしい
ちなみに、ルンバi3+って記事で書いていましたが、上位機種になると「i3」「i3+」とか「i7」「i7+」みたいな感じで、「+」の有無が違うモデルがあります。
これは、充電ステーションに「自動ごみ捨て機能があるかどうか」ってことで、モデルが分けられています。
ルンバが部屋中を掃除してくれると、当然ながら吸い込んだごみはルンバ本体にストックされていきます。
自動ごみ捨て機能がない「無印モデル」の場合、掃除が終わったら、ルンバ本体のダストボックスを自分で取り外して、中にたまったごみを捨てなければいけません。
(紙パックを使わない掃除機だと当然ですけど…)

でも、この作業って結構面倒じゃないですか?
だって、部屋の掃除機掛けは勝手にやってくれるし、充電も勝手にしてくれるのに、ごみ捨ては自分でやらなきゃいけないって、なんか面倒…。
たしかに、掃除機掛けをしなくていいってだけでも便利ではありますが、この「自動ごみ捨て機能」はマジでスゴいですよ。
せっかくロボット掃除機に日々の掃除をお願いするのだから、ごみ捨てなんて面倒なことはやりたくなかったので、自動ごみ捨て機能があるものを選びました。
これが大正解!
スマホアプリから(スマートスピーカーでもOK)、掃除をする指示をしたら、部屋中勝手に掃除機掛けをしてくれて、ルンバ本体のダストボックスも空になってる。
↓こんな感じで、掃除が終わったら勝手にステーションに戻って、ダストボックスが空になる。


また次の日も、同じようにルンバが掃除をしてくれる。
もう「部屋の掃除をするという概念がなくなる!!」
うん、素晴らしい。
もちろん、自動ごみ捨て機能があるタイプでも、充電スタンドの上の紙パックにごみをためて置けるっていう仕組みなので、そちらの処理はしなければなりません。

でも、そっちの処理目安は2か月に1回とかなので、ほぼストレスフリー。
子育てをしている人はルンバi3+じゃ物足りないと思うよ
いろいろ書きましたが、以下に該当する人、ニーズがある人は、ルンバi3+じゃ物足りないんじゃないかなって思います。
- 床に物が散らかっている時が多い
- ピンポイントで掃除してほしいシチュエーションがある
- 掃除のまえの準備(バリケード作ったり、ドアを閉めたり)が面倒
ロボット掃除機選びの参考になればうれしいです。