3年間使ったMacBook Proの空き容量が、気付いたら15GBしかないことが発覚…
原因は『その他』という謎のストレージ。
もともと、写真や動画などの容量の大きいファイルは外付けHHDやクラウドストレージに保存すればいいという考え方だったので、もともとPCのストレージは128GBしかありません。
しばらくは、それで事足りたのですが…
気付いたらMacBook Proの空き容量が…ってことになったのですね。
調べてみると…
『その他:72GB』
どういうこと??
※写真を撮り忘れてしまいました…
よくわからない「その他」がストレージを圧縮したい
インターネットで色々調べてみると、MacBook(macOS)の『その他』には『写真』や『アプリ』などに分類されない、もろもろのモノが入っているそうです。
モノによっては、削除してもいいらしいのですが、下手なことをするとPCが起動しなくなったり、動かなくなってしまったりするそうです。
僕も向かい、Windowsでやらかしたことがあります…
これらの『その他』のストレージを圧縮するためには『セーフモード』という起動方法により、効果があるということがわかりました。
セーフモードの起動でも効果なし
いろいろ調べてみると「セーフモードを利用して再起動を繰り返すとだいたいのことは回復する」的なことが書いてあるのですが、僕はさっぱりだめでした。
やっぱり3年以上ほったらかしていたゴミファイルは手強いみたいですね笑
手順としてはこんな感じ。
① Mac を起動または再起動して、すぐに『shift』キーを押し、そのまま押し続る
② Apple ロゴが画面に表示されてPCが起動
③ ログインウインドウが表示されたら『shift』キーを離す
それだけです。
多くの人はこれで良いみたいなんですけどね…僕はダメでした。
最終的に行き着いたのが『クリアインストール』
macOSは、割と頻繁にバージョンアップがされるんですよね。もちろん、毎回バージョンアップするのですが、これは基本的に『上書きインストール』というモノらしいです。
『上書きインストール』でも、基本的には問題ないそうです。ただ、macOSのバージョンが上がっていくだけで、MacBook Proの中身のゴミファイルがきれいになるわけではないらしいです。
そりゃそうですよね。あくまでもOSのアップデートですので。
で『クリアインストール』というのが効果的というものが良いってわけ。
つまり、MacBook Proをいったんカラッポにして、最新のmacOSをインストールして『新品っぽい状態』にできるんですね。
手順としてはこんな感じ。
2020年3月で最新のmacOSは『Catalina』だったので、そのクリーンインストール全体の流れはこんな感じ。
① macOS CatalinaをクリーンインストールするマシンにmacOS Catalinaを上書きインストール
② Catalinaの状態でTime Machineにデータを丸ごとバックアップする
③ Macをシステム終了する
ここまでは、割と普通の手順です。
ここからがクリアインストールの手順。
④ Macの電源を入れて、すぐに「command(⌘) + R」キーを長押し。Appleロゴなどの起動画面が表示されたら、キーから指を放す
⑤ ディスクユーティリティで「Macintosh HD – Data」のボリュームを削除
⑥ 「Macintosh HD」を消去(初期化)する
⑦ macOS Catalinaを再インストール
ここまでやると「新品っぽい状態」になるんですね。
で、最後に…
⑧ 必要なデータをTime Machineで移行
それで、出来上がり!
基本的に難しい作業はほとんどありません。
MacBookを使ったことがあるなら、インストールなど問題なくできると思います。
詳しい手順はこちらのブログを参考にしてみましょう!

上書きインストールしたMacBook ProをTime Machineでバックアップして、クリーンインストール後にそのデータを移行するんだからゴミファイルもコピーされるんじゃないか?と思っていたけど、結果は全く違いました。
「その他」が70GB→20GB!
なんということでしょう!!
もともとあった『その他:72GB』が20GBを切っています!!
3年以上使ったMacBook Proのストレージがここまで圧縮されたというのは素晴らしい!
この『クリアインストール』をするまでは「空き容量が15GBじゃ、PCは買い替えかな…」って思ってましたが、よかったです。
お金、大事ですからね笑
iPhone8でも「再インストール」が効果あり!
実を言うと、僕の使用していたiPhone8も『その他』のストレージが30GB以上ありました。
写真は大して保存していないのですが、こんなことに…
※こちらも写真を撮り忘れました…
こちらは『クリアインストール』ではありませんが『初期化&再インストール』を行うことで、『その他』がかなりかなり圧縮されて空き容量が40GBくらい発生!
なんとなく『システム』『アプリ』なんかも圧縮されている印象です。
こうやって考えると、やっぱりiPhoneもコンピューターなんだなってことが分かりますね。
『再起動』『再インストール』は神業!
かなり紆余曲折ありましたが、『クリアインストール』という方法をとることで、MacBook Proのストレージが劇的に圧縮されました。
そのおかげでPCの動きもかなり改善。
128GBストレージというミニマムなマシンですが、なんとかうまく使ってけそうです。
2020年12月1日追記
この秋、めでたく?iPhone8が壊れた(息子に壊された!)ので、iPhone SE第2世代を購入しました。
iPhone12 miniがリリースされたタイミング、ぶっちゃけどうなの?って意見もあるけど、やはり指紋認証は便利ね、このご時世。

ちなみに、香港版ね。
シャッター音しないのはマジで神!!!
もう手放せないっすよ。

ちなみに、こっちは128GBにしたので、結構快適に使えています。