公開からしばらく経ってから観てきた。
吹き替え版かかなり迷ったけど、英語版にしておいた。
ミュージカル的な要素も多い(というかミュージカルやってるし、劇団四季観たし)ということで、英語の方がいいかな、と。
実写版のタイミングが絶妙

これは、撮影とかアニメーションとか画像加工の技術が今いい感じに進んできているから、こういう映画を作成できているんだろうとも思う。
トイストーリーもシリーズ一作目が出てからもう20年近く経っているし…
そういう、技術的なタイミングもあるだろうけど。
僕らは幼少期にディズニーのアニメーションに慣れ親しんでいた。もちろん絵本にも親しんでいたし、ディズニー以外のアニメーションも見てきた。
僕は「みにくいあひるのこ」が好きだし「風の谷のナウシカ」も好きだ。
それはさておき、ディズニーのアニメーションで育った世代が、大人になったタイミングで、色々と実写化がされている、というところは、なかなかのマーケティングだと思う。
プラレールはYouTubeのおかげで、親世代(僕なんかそうだ)でもヒットしている。
少し前はミニ四駆が再ブームだった。あと、ハイパーヨーヨーもね。
自分が子供の頃に親しんだものが、大人になってからリバイバルされるってのは、やっぱり、買い手側からすると「懐かしいから手に取る」という行動になりやすい。
そんなわけで、アラジンの実写版も制作・公開のタイミングが絶妙。

アラジン劇中の新曲がなかなかいい

アニメーションやミュージカルではなかったシーンや歌があった。
これは、「美女と野獣」でもそうだったけど。
そのシーンでは、今の時代を反映したというか、これからの時代に対するメッセージできなものを感じた。
ディズニーだから、最後は「めでたしめでたし」っていうのは、変わらないかもしれないけど(それは見た人にしかわからないけど)、そういう物語の中に、メッセージ性を感じるよね。
だから、大人が見ても「よかった」と思うのかもしれない。
まだ見てないけど、「トイストーリー4」とか「ライオンキング」なんかもそうなのかもしれないよね。