そうは思わない?
だって、トイストーリー4が今やってるでしょ。
タイミングが素晴らしいよね。ピクサーとディズニーのマーケティング陣はいい仕事しますわ。
僕らはトイストーリーで育った

僕は平成元年に生まれました。なので、30歳です。
トイストーリー4が公開された時…
息子は2歳半。ボニーが小学生だから、そこはちょっと年齢が離れているけど(30歳なら小学生の子供がいる人だって多いと思う)。
結構、感情移入じゃないけど、親近感あるよね。
トイストーリー3が公開された時…
僕は大学院生か社会人なりたてか、それくらいでした。
映画館で見たけど、泣きましたね。僕は映画やドラマでは滅多に泣かないのですが、トイストーリーでは泣きました。ちなみに、アラジン実写版でも泣きそうでしたけど…
なんでトイストーリー3で泣けるかって?
そりゃ、アンディと自分が重なるからだよね。
トイストーリーとトイストーリー2が公開された時、僕はまだ子供でした。もしかしたらアンディより大きかったかもしれないけど、まだまだおもちゃ遊びをしていた年齢。
そのときに大切にしていたおもちゃって、あるよね。
ディズニーにも夢中。もちろん、トイストーリーにも夢中。
そういう、いわゆるバックボーン的な要素をトイストーリー、トイストーリー2で植え付けられた上でのトイストーリー3です。
そんなアンディが大学生になり、おもちゃとの別れというシーンのあるトイストーリー3。
そりゃ、自分とアンディを重ねて見てしまいますよね。
そりゃ泣きますわなぁ。
それで、トイストーリー4です。
子供のいる自分としては、また面白い。
(別にボニーはアンディの娘とかではないけど…)
再アタックというマーケティング

自分が子供の頃に親しんだものが、大人になったときにリバイバルされると、ついつい手に取ってしまうものなんです。
それが、トイストーリーだったり、実写版「アラジン」や「美女と野獣」だったり、「ライオンキング」だったり。
ミニ四駆とかハイパーヨーヨーもそうだよね。
もちろん、車やバイクなんかでも、同じ手法でモデル展開されている。
あのころのフェアレディZが、復活した!とか。
(僕は個人的にSUBARUが好きなのですが…)
うまく出来ている。
ディズニーもピクサーもエンターテイメントであり、夢を売る(?)のが生業ですが、そういったこともしっかり考えられているんだよね。
もちろん、広告が素晴らしい、ということもあるんだけど。
ピクサーとディズニーとスティーブ・ジョブズ

意外と知られていないのが、ピクサーを創ったのは、アップルのスティーブ・ジョブズ。
僕は当たり前に知っていたけど、意外とみんな知らないみたいね。
ピクサーはその後にディズニーに買収されるんだけど…
ピクサーアニメで日本でヒットした1発目は「トイストーリー」だから、「ピクサー=ディズニー」的な印象だけど、実はそういうわけではないんだよね。
当時、ディズニーは従来の伝統的な手描きアニメーションを作り続けていて、ほぼ最後のヒット作といっていいのが1994年の「ライオンキング」だった。(そのあとに「ポカホンタス」とか「ノートルダムの鐘」とか名作はあるけれど…)
そして、ピクサーのはじめのヒット作が1995年の「トイストーリー」なの。そこから、「バグズライフ」とか「トイストーリー2」とかがピクサーから立て続けに公開。
残念ながら、ディズニー映画は、伝統的な手描きアニメーション作品を作れなくなってしまった。
今もディズニー映画は、CGアニメでも「ピクサー」って入るやつと入らないやつがあるよね。
その辺も関係しているんだよね。この辺りも知っていると、ちょっとディズニー映画も面白かったり…