中南米ツアー専門旅行会社『オンリーワントラベル』が最高だった

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『オンリーワントラベル』って知ってる?

中南米を中心に展開している旅行代理店、オンリーワントラベル。

僕は新婚旅行で使いましたけど、最高!

かなり特徴的なツアーを提案していて、かなり興味深い会社です。ただ、周囲に利用したことのある人はほとんどおらず、ネットで調べても情報がほぼない!という謎の旅行会社です。ただ、ウェブサイトは結構いけてる。

僕と妻は、新婚旅行でこの会社を利用した。その時の印象・対応・感想などを踏まえて、記事を書いていきます。

撮影にあたって持っていきたいものについては、こちらの記事をご覧ください。

ドレスどうするの?って思った方は、こちらの記事をご覧ください。

利用に至った経緯

事の発端は2015年春ころ。

新婚旅行の行き先について、夫婦でなんとなく考えてる時期だ。この時の妻のまさかの一言が発端です。

「ウユニ塩湖でウエディングフォト撮りたい」

なんと!!!!!

僕は、耳を疑いました。

僕は、学生時代にアジアやヨーロッパをバックパックでちょろっと一人旅をしていました。

そう、僕はいわゆる『エセ・バックパッカー』でした。

だから、「ウユニ塩湖」の存在はもちろん知っていたし、死ぬまでには行ってみたいな〜って思っていたのです。

でも、結婚を機に、一人旅も諦め、南米などへの旅行も諦めました。

もう、いつ発車するかもわからない列車に乗り込み出かけたり、自分が乗るバスが本当にやってくるかもわからないローカルバスターミナルで待ちぼうけしてみたり、水の流れないバッチイ公衆トイレで悶絶してみたり、1泊700円の宿に泊まってみたり、宿が同室だったロシア人・カナダ人・ベラルーシ人の美男美女と酒盛りをしてみたり、英語の通じない陸路の国境検問所で出入国審査を通ったり…そんなワクワクドキドキのアドベンチャーはもうできない。そう思っていました。

もちろん、ウユニ塩湖に行ってみたい、そんな思いも例外なく諦めていました。

なぜなら、行くまでの道のりもかなり過酷、日程だって社会人、ましてや共働き夫婦には到底無理、と思っていたからです。

だから、妻の言葉を聞いてかなり嬉しかったわけです。

ただ、「コイツ(妻)は正気なのだろうか?」と半信半疑でもありました。

なぜなら、妻は「ワクワクドキドキのアドベンチャー」なんてしたことがないんだから。

海外旅行は「ガイド付きのイタリアツアー」と僕と一緒に行った「香港旅行(しかもホテルは安宿じゃなくてシャングリラホテルだ)」しかない。

※ちなみに、新婚旅行の前にチェコ旅行もした

なんで「ウユニ塩湖でウエディングフォトを撮りたい!」と言い始めたかというと、どうやら、新婚旅行ブログなどで「ウユニ塩湖のウエディングフォト」が取り上げられていて、影響されたようです。

今でいう「インスタ映え」だ。

「映え」

これは恐ろしい言葉だ。

魔力がある。

おかげて僕はウユニ塩湖に行けるわけだから、この「映え」という魔力には感謝しなければならないですが。

そんなわけで「ウユニ塩湖でウエディングフォト」のツアーを取り扱っている旅行会社を探したわけ。

当初は、現地でフォトグラファーを雇えばいいのでは?と思ったが、やはり新婚旅行ということで、失敗は許されない。

そこで、行き着いたのが『オンリーワントラベル』という旅行会社です。

大丈夫な旅行会社なのか?

今では、随分成長した会社みたいで、Webページも当時(2015年)と比べると立派になっています。

まさに「映え」な写真が所狭しと並んで、素晴らしい。

僕のブログとは大違いだ。

当たり前だ笑。

ただ、当時は(今でも)口コミや評判に関しての情報が少ない。

このご時世、

インターネットで情報がない=やばい!?

という感じるのがある意味、常識です。

だから、内心「この旅行会社、大丈夫か…?お金だけ払わされて持ち逃げされないか…?」なんて、かなり心配でした。

しかも、夫婦二人で結構なお値段だ。

700円の宿に何年間住めるだろうか…という値段ですを

とりあえず、半信半疑でコンタクトを取り、旅行の日程を押さえました。

旅行までの準備期間

旅行当日までの連絡は、すべてメールのみでのやりとりです

お金の振込指示もすべて。

当たり前てすよね。メキシコシティにオフィスがあって、そこに行って受付窓口の人と旅行プランをねるわけではないです。

ましてや、整理券を取って、番号順にカウンターに呼ばれるようなオフィスもないわけで。

中南米に拠点がある会社だから、当たり前です。

とりあえず、メールベースでやり取りをするしかない。

一応、ちゃんと連絡は取れるし、お金を振り込んだ後も、バウチャーなりの連絡はくるのです。とりあえずは安心。

「オンリーワントラベル」では現地ツアー以外に、日本からの往復航空券やマチュピチュツアーを取り扱っているので、ワンストップで完結させてしまいたい方は、そのようにお願いできてしまう。

ただ、僕らはボリビア・ウユニ塩湖のウエディングフォトツアーのあとはペルー・マチュピチュに行く予定だったので、ボリビア発の航空券は個人手配しました。さらに、マチュピチュツアーは別会社で予約しました。だってそっちの方が安いし、日程の融通がきくから。もちろん、日本と南米の往復航空券も個人手配しました。

結果的に、ボリビア発着の対応は「オンリーワントラベル標準仕様」ではなく「僕たちのオンリーワン」になってしまったわけで、先方には一手間かけてしまったわけだけど。

それでも、旅程については丁寧に対応してくれ、フライトスケジュールに合わせて、ボリビア発着の調整も柔軟に対応してくれるとの連絡がありました。

新婚旅行へいざ出発

先ほどのとおり、若干不安を感じながらも、ボリビアの首都ラ・パス近郊のエルアルト空港に到着。

ちゃんと、お迎えの人がいました。

「Welcome やべっち」てきな紙を持っている現地人を想像していたが、日本人がいました。

大手旅行会社のアジアツアーだと、「日本語が喋れる現地人ガイド」が案内してくれる場合がほとんどだが、オンリーワントラベルでは「現地語が喋れる日本人ガイド」が案内してくれました。

これは、かなり感動!とても安心しました。

ドライバーは現地の人

別に、現地人ガイドが悪いというわけではないですが、どうしても日本人同士の方がコミュニケーションは取りやすいよね。文脈を理解してくれるから非常に楽だよね。

結局、この時になって、事前の不安は無駄だった、つまり取り越し苦労だったことに気づくのです。

ツアーには僕たちを入れて5組の夫婦がいたが、そこに5人くらいの日本人の現地スタッフが張り付いてくれてました。

かなり充実した人員だと思うし、とても良く対応してくれました。

トラブル時の対応は?

僕の妻はボリビアの首都ラ・パスのホテルで高山病で失神し、顔面を壁に強打しました。

その時、僕はかなりテンパっていたのですが、すぐに病院(日本語が喋れるボリビア人が駐在)を紹介してくれました。

タクシーも呼んでくれて、医師とのアポイントメントもとってくれるという、まさに神対応。

さらに、ウユニ塩湖からラ・パスに戻った際には、夫婦共々、高熱と下痢に苦しんだが、やはりいろいろアドバイスをくれたり、親身にサポートしてくれました。

とりあえず、薬あるけど飲む?とか。

(ちなみに、旅先で下痢になったら、市販の下痢止めは基本的にはタブーで水分補給と安静で乗り切るしかない)

※医師にはすでにかかっていたので、自分たちでアポイントメントをとりましたが。

さらに、僕たちは他の夫婦よりもかなり遅い時間のフライトで、ボリビアからペルーへ飛ぶ予定だったが、その時間に合わせて、空港まで送迎してくれました(ここまではツアー内)。

さらに、フライトのチェックインまでスタッフが代行してくれた(これは、サービス精神旺盛なスタッフのご厚意だ。スペイン語の方がスムーズだよって、スペイン語を話せる日本人スタッフの神対応)。

そんなわけで、トラブル時にもすごく親身に対応してくれて、本当に助かったな、という印象。

トラブル対応も迅速かつ的確です。

さすが、現地に溶け込んだ日本人!

スタッフの雰囲気は?

スタッフさんは結構若い人が多い感じ。20代?30代前半?

そんなわけで、スタッフもツアー参加者もみんな同世代。

なんとなくですが「もともと旅行が大好きで、南米の魅力に魅せられて、現地のベンチャー企業に就職した勇気ある?バイタリティある人たち」って印象。

いや、きっとそうだ。

もともとバックパッカーだったり、ボランティア活動か何かで中南米に赴任したりで、現地に魅せられて、そこで仕事をし始めたんだろう。

そんな匂いがした。

そんなわけで「旅行会社の社員」というより「サークルの優しい先輩」ってイメージの方が近いかもしれない。

大手旅行会社みたいな「ビシッと」した感じはなかったけどね、僕は別に気にしない。ラグジュアリーな旅行をしたいのではなくて、確実にウユニ塩湖に行くことが目的だったので。

とにかく、ここで新婚旅行を頼んで満足。というか大正解。

もちろん、お腹壊したり、熱出たり、ウユニ塩湖で乗ったランドクルーザーがエンジンかからなくて極寒だったり、ウユニのホテルでお湯が出なかったり、などなどのトラブルもあったが、そこはツアー会社オンリーワントラベルの責任ではない。と思う。

「南米だし、いっか笑」みたいな感じ。

ちなみに、強行スケジュールは死ぬかと思った。

すべてがしっかりしてないと許せない人は、大手旅行会社の方がいいと思う。JTBも、同じようなツアーはやっているようです。

そこは、価値観の問題だよね。

まとめ

あくまでも、2015〜2016年に利用した時の印象・感想。

今は、もっと成長した会社になっているかもしれないし、雰囲気も変わっているかもしれません。

でも、『オンリーワントラベル』って口コミも評判もわからないし、大丈夫なの?って人への参考にはなったかと思います。

僕たち個人の意見としては、ここに頼んで大正解!という感じ。

ぜひご参考に。

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やべっち
平成生まれの二児の父親。 仕事とのバランスを取りながら家族と幸せに生きる父親について研究中。 子育てや20〜30代の働き方について発信してます。
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